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「冬至(とうじ)」って、どんな時のこと?

12月の終わりごろに「冬至(とうじ)」という日がありますが、これはどんな日のことなのでしょうか。

現在の暦では、12月22日前後にやってくる「冬至」は、1年の中で最も日が短い日です。つまり、1年の中で最も早く夜になってしまう日ということです。

逆に言えば、この日以降は徐々に日が長くなっていくということでもあるため、昔はとても重要視された日だったようです。

例えば、この日以降は日が伸びていくことから「冬至」は縁起の良い日とされ、一部の神社では冬至の時期だけの特別なお守り(一陽来復)をもらえたりするようです。

また、「いろはにほへと」の最後である「ん」がつくものを食べると良いということで、冬至の日に「かぼちゃ(南瓜/なんきん)」を食べたり、小豆の入った「冬至粥(とうじがゆ)」を食べる、ゆず湯に入るといった風習もあります。