手塩にかけるって、何をかけるの? 「手塩にかけて育てる」などと、自分で直接面倒を見て大切に育てることを「手塩にかける」と表現しますが、この「手塩」って一体何なのでしょう? 「手塩にかける」の「手塩」とは、元々は食膳に置いて不浄を払うために、小皿に盛った少量の塩のことを指しました。そして、その手塩で料理の味加減を自分の好みで調えるようになり、「手塩にかける」という表現が生まれ、他人任せにしないで自ら面倒を見る意味に変化したそうです。 関連ページ「五月雨式(さみだれしき)」って、どういう意味?【昔の言葉】「白扇(はくせん)を取らせる」の意味と使い方教えて【昔の言葉】「三国一(さんごくいち)」ってどこの国?【昔の言葉】「かたじけない」の意味と使い方教えて「懇意(こんい)」ってどういう意味?「固唾をのむ」を「固唾(かたず)」って、何のこと?