「埒(らち)」が開かない、とは何が開かないの? 「このままでは埒(らち)が開かない」と、物事がはかどらず進まないときに使います。この「埒(らち)」とはそもそも何でしょうか? 何が開かない、というのでしょうか? 埒(らち)とは、馬場の周囲の柵のことだそうです。 囲いを開くと馬が外に出てしまって、全て(物事が)終わってしまう。 しかし、囲いを開けないと状況が変わらず、事が運ばない。 何だか妙なジレンマですが・・・。 そこから転じて、埒(らち)を開けると物事がはかどり、進んでいく、という意味になったようです。 関連ページ「五月雨式(さみだれしき)」って、どういう意味?【昔の言葉】「白扇(はくせん)を取らせる」の意味と使い方教えて【昔の言葉】「三国一(さんごくいち)」ってどこの国?【昔の言葉】「かたじけない」の意味と使い方教えて「懇意(こんい)」ってどういう意味?「固唾をのむ」を「固唾(かたず)」って、何のこと?