「埒(らち)」が開かない、とは何が開かないの? 「このままでは埒(らち)が開かない」と、物事がはかどらず進まないときに使います。この「埒(らち)」とはそもそも何でしょうか? 何が開かない、というのでしょうか? 埒(らち)とは、馬場の周囲の柵のことだそうです。 囲いを開くと馬が外に出てしまって、全て(物事が)終わってしまう。 しかし、囲いを開けないと状況が変わらず、事が運ばない。 何だか妙なジレンマですが・・・。 そこから転じて、埒(らち)を開けると物事がはかどり、進んでいく、という意味になったようです。