「小春日和」はどうして春でなく秋に使う言葉なの? 「小春日和(こはるびより)」は、「春」という文字が使われているにもかかわらず、晩秋から初冬にかけた季節の1日のことを指します。 寒い季節のさなか、移動性高気圧に覆われて現れる穏やかな暖かい日に「まるで春みたいだなぁ」ということで「小さな春」となったとか。春には使用しない表現です。 ちなみに北米でも、10月末か11月初めに同じような日和が見られますが、それを英語では「インディアンサマー」と呼ぶそうです。 関連ページ「東風(こち)」って、どんな風?「三寒四温(さんかんしおん)」って、どういうこと?「麗らか(うららか)」って、どんな様子のこと?「秋波(しゅうは)」ってどういう意味?五月雨「八十八夜(はちじゅうはちや)」って、どんな時のこと?