「板につく」って、どうして「板」につくの? 「母親っぷりが板についてきた」などと、態度や物腰等がよく似合ってぴったりな様子を「板につく」と表現しますが、どうして「板」に「つく」と表現するのでしょう? 「板につく」の「板」は板張りの舞台のことなのです。 舞台で芝居する役者は、経験を積んで芝居の雰囲気になじみ、舞台としっくり調和するようになってきます。足が板についてしっかりした演技ができるようになるということから、現在のような意味になったそうです。 関連ページ「五月雨式(さみだれしき)」って、どういう意味?【昔の言葉】「白扇(はくせん)を取らせる」の意味と使い方教えて【昔の言葉】「三国一(さんごくいち)」ってどこの国?【昔の言葉】「かたじけない」の意味と使い方教えて「懇意(こんい)」ってどういう意味?「固唾をのむ」を「固唾(かたず)」って、何のこと?