七夕

七夕

「七夕」と言えば、七月七日に笹の葉にお願いを書いたたんざくをつるしたり、織姫と彦星のロマンチックな伝説がある日です。

宮城県仙台市、神奈川県平塚市、愛知県安城市あるいは愛知県一宮市で行われる七夕祭りが、日本三大七夕祭りとされているそうです(他の説もあり)。


たなばた

「七夕」で「たなばた」と読むのはかなり不自然ですが、中国からこの字が入ってきた頃は「しちせき」あるいは「なぬかのよ」と言っていたようです。昔の読み方のほうが自然ですね。

いつから「たなばた」になったのかははっきりしないのですが、この読み方は昔存在した日本の神事「棚機」(たなばた)から来ていると考えられているそうです。

「棚機」は夏に着物を織って、秋の豊作などを願う儀式だったそうで、これと中国から伝来した儀式、そして織姫と彦星の話が合わさって現在のかたちとなり、「七夕」と書いて「たなばた」と読むようになったようです。