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「合う」「会う」「逢う」「遭う」「遇う」の違いは何?

「あう」と一口に言っても、漢字にするとたくさんの種類があって、何が違うのか、どう使い分けたらいいのか迷ってしまいます。

この5つの中で毛色が違うのは「合う」です。これは「何かが一致する、同じ」といった意味です。「話し合い」などで使いますね。

残りの4つはどれも顔を合わせたり、出くわすことを意味しますが、相手が「人」か「もの」かで使い分けられるようです。

まず、あうのが「人」の場合は「会う」か「逢う」を使います。

一般的には「会う」を使えばいいようですが、相手が一人で偶然出くわした場合は「逢う」が使えます。「逢瀬」(おうせ)という熟語から、男女があう時にも「逢う」が使えるそうです。

あうのが「もの」の場合には「遭う」や「遇う」を使います。

使い分けとしては「好ましくないこと(に偶然にあう)」のときには「遭難」(そうなん)から「遭う」を使うと覚えておくと良いようです。「事故に遭う」などのときに使います。