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「細菌」と「ウイルス」って、どう違うの?

冬になると「細菌」や「ウイルス」という言葉をよく聞きます。どちらも病気を引き起こすものですが、この2つは何が違うのでしょうか。

この2つの大きな違いは、細胞を持つかそうでないかだそうです。

「細菌」は生物の一種で細胞を持ち、エサになるものを使って、自分でコピーをつくって増えていきます。

一方、「ウイルス」は細胞を持たず、単体では何もできないので、非生物に分類されることもあるようです。

何もできないのにどうやって増えているのかというと、細胞に寄生して、その細胞にウイルスのコピーを大量につくらせることで増えていくのだそうです。

ここから、「細菌」は細胞の外で増え、「ウイルス」は細胞の中で増えるという違いがあるとも言えます。

なお、細菌を殺す薬は多くありますが、ウイルスを殺す薬は少なく、ウイルス性の病気(かぜなど)の場合は、つらい症状を和らげる治療しかできないことが多いようです。