「収める」「納める」「治める」「修める」の違いは何?

「おさめる」という言葉には「収める」「納める」「治める」「修める」という主に4種類の書き方があります。

これらには、どのような違いがあるのでしょうか。

  • 収める」は「何か(モノや結果)を手に入れる、中にしまう、記録する、状態を安定させる」
  • 納める」は「あるべきところに入れる(渡す)、終わりにする、役職に就任する」
  • 治める」は「状態を安定させる、支配する」
  • 修める」は「何かを習得する、正しい行いをする」

それぞれこのような違いがあるようです。

「収める」と「納める」は「収納」という熟語もあるので迷ってしまうことが多いかもしれませんが、「納める」は義務的な意味が含まれている言葉なので、その行為が義務的かで判断すると良いようです。

また、「収める」と「治める」はどちらを使っても良いケースもあるそうです。

例えば、「暴風雨がおさまる」などは安定した状態に戻ることなので、両方使うことができます。