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猜疑心

猜疑心

「猜疑心」は人のことをねたんだり、疑ったりする心もちのことを言います。例えば、こちらとしては褒めたつもりなのに嫌味を言われたと思ってしまうような人は「猜疑心が強い」と言われたりします。

「猜」は「さい」と読みます。この字の右部分はもともとはヤマイヌ(アカオオカミ)のことを指す「豺」(さい)という字だったようですが、音が似ているということで「靑」(青の旧字体)に変わって今に伝わっているようです。


さいぎしん

野生のオオカミは人間にとって危険な存在であったからか、「豺」で「ひどい悪人」というような意味にもなっていたそうです。

こういう部分から「猜」は「ねたむ」といった意味を持つようになったと思われ、そこに「疑」を組み合わせることで「ねたみ、疑り深い」という意味になります。