1月のカレンダーの中に、「大寒(だいかん)」という日があります。とても寒そうですが、どんな時のことを指すのでしょうか。
「大寒」は1月20日前後にやってくる日で、1年で最も寒さが厳しい日(または期間)を指します。
1年を24に分けて季節を考える「二十四節気」は、この「大寒」が最後になります。そして、次は「立春」となるので、暦のうえではこの「大寒」で冬が終わりを迎えます。
もっとも、二十四節気は中国の気候が基準であり、旧暦で出されているので、実際はもう少し寒い時期が続きます。
この「大寒」は、1つ前の「小寒」とあわせて「寒中」または「寒の内」と呼ばれます。特に、大寒の時期は水が冷たくてきれいなので、お酒やみその仕込みを始めるのに良いとされているそうです。これは「寒仕込み」と呼ばれます。
水を使ったものをつくりたい方は、この時期に仕込みをしてみてはいかがでしょうか。