「タラフク食べる」の「タラフク」って、いったい何のこと? 「あーよく食べた!タラフクタラフク!」 タラフクを漢字で書くと「鱈腹」。つまり鱈のようなお腹のこと。 鱈は無類の大食漢ですが、住んでいるのは深海だから、餌が豊富にあるわけではない。 そこで、一旦餌にありつくと、ここぞとばかりに魚・蝦・蟹・貝など選り好みせず食べ捲ります。 この鱈の食べっぷりを彷彿とさせるような、むやみに詰め込む食べ方がタラフクということになります。 鯛はその口の大きさから、漢字で「大口魚(たら)」とも書くそうです。