「玉虫色(たまむしいろ)」ってどういう意味?

新聞やニュースなどで「玉虫色(たまむしいろ)の法案になった」のような表現を見ることがありますが、「玉虫色」とはどのような意味の言葉なのでしょうか。

「玉虫色」は、「タマムシという虫のハネのように、角度によって見え方が変わるようにした染め色・織り色」という意味で、そこから転じて「どのような解釈もできるあいまいなもの」という意味でも使われています。

タマムシは昔からその美しさから珍しく貴重な虫だとされており、今でもハネがアクセサリーなどに加工されることもあるようです。

玉虫色を「あいまいなもの」という意味で使うケースは、政治分野で多いようです。