「おっつかっつ」は促音(「つ」「ツ」を小さく書いたもので表される部分の音。つまる音。)が多くてリズミカルな言葉ですが、どういう意味なのでしょうか。
この言葉は「追っつ縋っつ」(おっつすがっつ)もしくは「乙甲」(おつかつ)に由来するといわれ、「どちらも同じぐらい」や「時間的にほぼ同時なこと」を言いたいときに使います。
例えば、「うちのチームと相手チームの実力はおっつかっつだ」や「私と彼はおっつかっつにゴールした」というように使います。
「同じぐらい」のほうは、「互角」や「五分五分」と似たような意味だと考えておくと覚えやすいのではないでしょうか。
日常的にはあまり使われなくなっている言葉のようですが、宮部みゆきさんの小説でよく出てくるそうですよ。