億劫 億劫 面倒で気が進まない様を言います。 音読みすると「おくこう」なのですが、普通は促音(小さい「ツ」)が入って変化した読み方をします。「おくこう」や「おっこう」だと言いにくいですからね。 おっくう 「劫」というのは仏教で使う数の単位です。数の明確な定義はないようですが、無間地獄という刑罰を基にすると1劫は約2.8垓(がい。垓は1京の千倍)なのだそうです。これを1億倍した数が「億劫」なので、ほぼ無限に近いことを言っているのですね。こんな単位だと、面倒で気が進まないですよね。