火照る
体や顔が熱を持つ感じのことを言います。
「火」は多くの場合で「ひ」と読みますが、言葉同士がくっつくと母音交替というものが起こって「ほ」と読むことがあります(例えば、「蛍」も元々は「火垂る」(ほたる)でした)。ここでは、その「ほ」の読み方を使います。
ただ、母音交替については学者の間でもまだ議論中で、規則性や理由がはっきりしていないそうです。
ほてる
実際体に起こる「火照り」は、皮膚表面に近い血管が拡張して血流が良くなりすぎることで起こるようです。
お風呂などで起こるのは体温が上がるので分かりやすいですが、緊張などでも起こるのは、自律神経が乱れて必要もないのに血流を過剰によくしてしまうことが理由なのだそうです。