閃く

閃く

「閃く」と書いて、「ひらめく」と読みます。

「閃」は、門が開いたときに人が通り過ぎる瞬間を見たというところから成り立った字なので、「一瞬」というイメージがあるようです。文字の形が絵のようにそのままなので、成り立ちと意味を同時に覚えやすいのではないでしょうか。


ひらめく

この成り立ちのため、稲光などを見て「閃光(せんこう。瞬間的な光)が走った」などというときにもこの漢字を使います。

何かひらめいたときに「ビビッと来た」と言うことがありますが、これも雷のようにその瞬間に落ちてくるイメージに通じますね。ここから、考えを思いつくという表現にも「閃」という漢字を使うのだと覚えておけそうです。