贔屓
お気に入りの人や集団に対して特に目をかけてお世話したり、応援したりすることを言います。プロ野球で応援するチームを「贔屓球団」なんて言ったりしますね。
漢字の「贔」が「ひ」と読み、「貝」すなわちお金を3つ持っていることから重要なものを背負うというような意味がもともとはあったようです。
もう一方の「屓」は「き」もしくは「いき」と読みます。大きく息を吐く意味があり、いびきという意味でも使えるようです。
この2つを合わせて「ひいき」と読み、「重要なものを背負うために息を吐き力む」から「誰か特定の対象のために世話を焼く」という意味に発展したようです。
ひいき
ちなみに同じような理由から、中国で石碑の土台になっている亀のような伝説上の生物も「贔屓」と言うのだそうです。