煩雑
物事が込み入っていて面倒なことを言います。
「煩」は右の「頁」が頭を表しており、頭が熱いこと(火)から「わずらわしい」「悩む」というような意味になったようです。読みが違いますが「煩悩」(ぼんのう)などでこの字を使いますね。
「雑」は色々と混ざっているというような意味です。猫や犬で色々な種類が混ざっている個体を雑種と言う場合はこの意味を用いています。
この二つが合わさって、「複雑でわずらわしい」ことを「煩雑」と言います。
はんざつ
ちなみに、音についてもわずらわしい場合は「煩い」と書いて「うるさい」とも読むそうです。純文学などでは出てくる場合があるので知っていると読みやすいかもしれません。