安寧
「安寧」は「おだやか・無事・安らか」といった意味で、特に世の安定を言う場合によく使います。
「安」は家で女性が静かに座っている様子から成立したので、「おだやか・無事」という意味があります。「安定」や「安心」というときはこの意味ですね。
「寧」は家にお皿がある様子です。ここから、家と食事が不足なくあって「心」が安定してほっと一息(丁)ついているということを表しているので、「安」と同じく「落ち着く・安らか」という意味があります。昔の人も衣食住のうち、食と住が特に重要だったようですね。
この二字が合わさった「安寧」は「穏やかで安らかな様子」を表しているのです。
あんねい