「使いづらい」「使いずらい」どちらで書く?

「使いづらい」と「使いずらい」は、音は同じですが、どちらを使うのが正しいのでしょうか。

この言葉は「使いづらい」を使うのが正しいそうです。

国が決めた基準で「ぢ」や「づ」は、原則使わないことになっているのですが、二つの言葉がくっついたものは例外とされています。

「使いづらい」は「使う」と「辛い」がくっついてできた言葉ですので、この例外にあたります。

「辛い」は、ひらがなで書くと「つらい」です。したがって、にごっても「づらい」と書く必要があります。

結果、「使い辛い」は「使いづらい」とひらがな表記するのが正しいということになります。

ちなみに、似た意味の「使いにくい」という言葉もあります。

明確な使い分けはないようですが、心理的な理由の場合に「使いづらい」、客観的な理由の場合は「使いにくい」と区別することがあるようです。