何かを頼んだりするときに、どれくらいの値段になるかを事前に示してもらうことを「みつもり」と言いますが、これを漢字で表記するとき「見積もり」「見積り」「見積」の3パターンがあります。
どれも使われているのを見ますが、正しい書き方はどれなのでしょうか。
結論から言ってしまうと、どの書き方でも問題ありません。
送り仮名のつけ方には、国が出している原則があり、それに従うと「見積もり」が原則通りなのですが、この原則には例外がいくつかあり、「みつもり」の場合、この例外にも当てはまるので「見積り」や「見積」でも間違いではないのだそうです。
ただ、一般的に「みつもり」を名詞で使う場合は「見積もり」か「見積り」、特に公文書などのオフィシャルな文書では「見積り」が多いようです。
また、後ろに「書」などの別の言葉が付く場合は送り仮名をつけない「見積」を使う傾向にあるそうです。