「頂く」と「いただく」って、どう違うの?

「いただく」という言葉を書くとき、「頂く」と書く場合と「いただく」と書く場合がありますが、何が違うのでしょうか。

「頂く」と「いただく」を書き分ける場合は、それが単独で使われているか、別の動詞にくっついて使われているか(補助動詞)という違いがあるようです。

まず、文章の中で「いただく」が単独で使われている場合は、漢字で「頂く」と書くようです。

例えば、「先日はお土産を頂き、ありがとうございました」なら、別の動詞とくっついていないので、漢字で書きます。

一方、別の動詞にくっついて「相手から良いことをしてもらう」、「行動を許してもらう」意味で使う場合は、ひらがな表記になるようです。

例えば、「先生からお褒めいただき、嬉しいです」。こちらは「褒める」に「いただく」がくっついているので、ひらがなで書くパターンになります。

ただし、この使い分けは絶対のルールではないそうなので、必要に応じて使えると良いですね。