「承知しました」と「了解しました」どう使い分けるの?

何か頼まれごとをされたときなどに「分かった」ことを表す言葉に、「承知しました」と「了解しました」があります。

この2つは、どのように使い分ければいいのでしょうか。

現在最も浸透している使い分けは、目上の人には「承知しました」それ以外の人には「了解しました」を使うというものであるようです。

しかしながら、これは近年普及した使い分けで、本来は目上・目下で使い分ける言葉ではないそうです。

そもそも「承知」と「了解」は意味がやや異なり、「承知」は「相手の希望を受け入れること」、「了解」は「理解して、承認すること」です。

したがって、ビジネスシーンなどではむしろ「了解しました」のほうがふさわしい場面もあり得ます。

とはいえ、人とのやり取りは相手の受け取り方が非常に大事です。現在は最初に書いた目上・目下での使い分けが浸透しているため、誤解を招かないためにも目上・目下で使い分けるのが無難かもしれません。