「論理」と「理論」って、どう違うの?

「論理」と「理論」は日常的によく見る言葉で、漢字が入れ替わっているだけですが、意味に何か違いはあるのでしょうか。

「論理」というのは、「ある結論を導くまでの流れ」のことだそうです。

例えば、「今日は雨だ。だから雨傘を持っていく」というのは、「天気が雨」からスタートして、「雨傘を持っていく」という結論が導かれているので論理と呼べます。

しかし、論理はいつも正しいとは限りません。

例えば、「今は晴れている。だから雨傘を持っていく」は、どこかおかしいです。

これは「今日の夜、帰る頃には雨が降る予報」という書くべき情報を書いていないので、論理が破たんしてしまっています。

一方の「理論」は、知識や情報を論理的に1つにまとめたもののことで、論理とは違い、正しいことが前提になっているようです。

したがって、「理論」をつくるには、「正しい論理」で物事をまとめていくことが必要になると言うことが出来ます。