会社などで何かを決めると「決裁」と「承認」という2つの言葉に出くわすことがあります。何が違うのでしょうか。
この2つは言葉の意味としては似ていますが、実務的には「承認」よりも「決裁」のほうが重いものだそうです。
具体的には、ある物事を決めたいときに直属の上司にまずそれを持っていき、そこでOKがでると「承認」となります。この「承認」を得たものを決裁権を持つ人に持っていき、さらにOKをもらうと「決裁」されたことになります。
これでその物事に組織としてOKが出されたことになるという会社が多いようです。
つまり、「承認」→「決裁」という流れです。
ここから、ある物事の採否を最後に決めるのが「決裁」、それ以外は「承認」と使い分けると良さそうです。
最近、「決裁文書」の書き換えなどがニュースになりましたが、「決裁」はとても重いものなのですね。