「丁度」と「調度」、どちらも「ちょうど」と読みますが、どのような意味の違いがあるのでしょうか。
「丁度」は「ぴったり、まるで」といった意味で、日常的な文章では「ちょうど」とひらがなで書かれていることも多いです。
一方の「調度」は、「普段の生活で使う身近な道具・家具」を意味する言葉です。鎌倉時代以降は武士にとっての重要な道具(武具)であった弓矢のことも指すようになったそうです。
ただし、「調度」は古風な言い回しで、現在ではあまり使われていないようです。
したがって、普段の生活で「ちょうど」という音が出てきたときは、多くの場合で「丁度」という風に覚えておくと、迷わずに済むのではないでしょうか。