ばつが悪い、きまりが悪い、どう違うの?

恥ずかしかったり、気まずい思いをすることを「ばつが悪い」とか「きまりが悪い」と言いますが、この2つは何が違うのでしょうか。

辞書をひくと、この2つの言葉に特に違いはありません。それどころか「ばつが悪い」で調べると、意味に「きまりが悪い」が出ていたりします。

したがって、どちらを使っても構わないのですが、あえて違いをあげるとすると何かあるでしょうか。

「ばつが悪い」は「場都合が悪い」が変化したものと考えられているそうです。よって、その場の都合で恥ずかしくなると「ばつが悪く」なります。

一方の「きまりが悪い」は「ばつが悪い」よりも抽象的な言葉と言えます。ここから「ばつが悪い」は「きまりが悪い」ことを示す言い回し表現の1つと考えられるようです。

要するにどちらを使っても意味は通じるので、あまり気にする必要はないということですね。