ニュースや仕事で「脆弱性」という言葉を聞くことがありますが、「脆弱性」とは何のことでしょうか。
「脆弱性」はもろくて弱い性質のことを一般的には指しますが、ニュースや仕事で使われている場合は「ネットワークにおけるセキュリティの欠陥」を意味することが多いようです。
私たちが日々使っているコンピューターのネットワークの中には、情報を抜き取ったり、パソコンなどを乗っ取ることを狙う、悪意あるプログラムやウイルスが潜んでいます。
通常、それらによる攻撃はセキュリティ機能でブロックされていますが、プログラムの不具合やバグ、新たな攻撃方法の誕生などで突破されてしまう「穴」ができることがあります。
この「穴」のことを「脆弱性」と呼ぶようです。
「脆弱性」が発見された場合は、通常ソフトやOSがアップデートされるので、ソフトやパソコンは必ず最新の状態にアップデートされたものを使うようにしましょう。