「懇意にしている取引先の会社」などのように使われる「懇意(こんい)」ですが、どのような意味を持っているのでしょうか。
「懇意」は「親しく付き合っていること、仲良くしていること」を意味する言葉です。
一般的には、単に仲が良いというよりは、仕事などのオフィシャルな関係で仲が良いという意味になるようです。
個人の付き合いのほかにも、会社同士の関係でも使うことができます。
常連のお客さんや長い付き合いのある取引先などについて言うときに、使うことが多いようです。
このため、「懇意にしていただいている」のように、敬語とセットで使われることが多いです。
ちなみに、「懇意」には「親切な心」という意味もありますが、これは歌舞伎などでしか使われないそうです。