手紙で「机下」と書くことがありますが、これはどういう意味で書くものなのでしょうか。また、何と読むのでしょうか。

「机下」は「きか」と読みます。

「机下」は脇付（わきづけ）と呼ばれるものの一種で、宛名の左下に小さく書かれます。

これにより、手紙を宛名の人物に直接渡すのではなく、「その人の机の下」に送りますという意味になるそうです。

もちろん、実際には宛名の人物に手紙を送るのですが、「これはその人の机の下に送ってもらって、後で時間のある時に読んでもらえれば良いような手紙です」と謙遜（けんそん）することで、相手に敬意を示すという意味があるのだそうです。

医療業界では現在もよく使われているようですが、一般社会ではあまり見られなくなっているようです。