「ご苦労様です」と「お疲れ様です」どちらが丁寧?

メールのあいさつ文で「ご苦労様です」や「お疲れ様です」を使ったことがあるという方は、多いのではないでしょうか。

この二つは、どちらのほうがより丁寧なのでしょうか。

一般的に「ご苦労様です」は、目上の人が目下の人の苦労をねぎらうものと言われているそうです。

したがって、目下の立場で「ご苦労様です」を使ってしまうと、失礼になってしまう可能性があります。

このため、より丁寧なのは「お疲れ様です」のほうと言うことができます。

また、目上・目下が分かりづらい場合も丁寧な「お疲れ様です」を使うのが無難だと言えそうです。

ちなみに、昔は家来が殿様に向かって「ご苦労」ということもあったようです。

一方、殿様は「ご苦労様」と伝えたいとき、家来には「大儀であった」と言っていたようです。