「備忘録(びぼうろく)」って、どういう意味?

仕事などで「これは備忘録に書いておこう」などのかたちで使われる「備忘録(びぼうろく)」とは、何のことなのでしょうか。

「備忘録」とは、「忘れたときに見て思い出せるように、必要なものを書きとめておくもの」のことです。

「忘」れることに「備」えて記「録」するので、「備忘録」というわけです。

「メモ」と似ていますが、その場限りしか使わないイメージのあるメモに比べ、備忘録は長く残すことに重きを置いたものとして、とらえられているようです。

なお、同じものを指す言葉として「忘備録」という呼び方も使われており、辞書にも掲載がありますが、本来は間違いだそうなので、仕事などでは「備忘録」を使うのが良いでしょう。