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「けちをつける」の「けち」って、何のこと?

「人の趣味にけちをつける」などと、難癖をつけることを「けちをつける」と言いますが、そもそも「けち」って一体何のことでしょう?

「けち」は「お金にうるさい人」と思われるかもしれませんが、元々は、「けちをつける」や「けちがつく」の「けち」は、不吉な出来事を意味する「怪事(けじ)」が訛ったもので、「あやしき事」の意味なのです。

その「けち」に「つく」で、「縁起の悪いことが起こる」といった意味になり、現在の「悪評などで物事がうまく進まない」などの意味となったそうです。

ちなみに、金銭や品物を惜しがって出さない人のことを言う「けち」は、上記の通り不吉な出来事を意味する「怪事」が訛って「けち」になったもので、江戸時代には「粗末(貧弱)」、「いやしい」などの意味も持つようになり、それらが入り混じって現在のような使われ方をするようになったそうです。